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いよいよ今年最後のグランドスラム、USオープンが始まります。プロのプレースタイルもラケットの性能も、20年前と比べると大きく様変わりしています。今回は競技志向のプレーヤーのラケットについてレポートします。
●ラケットの二極化が進む
“テニス愛好家”とひと口にいっても、プレーする目的は人それぞれ。大きく分ければ、トーナメントで勝つことを目指すプレーヤーと、健康や社交が目的のエンジョイプレーヤーの2タイプになります。これに合わせて、今テニスラケットのタイプも二極化が進んでいます。
“軽さ”や“飛び”を特長としたラケットが、最近のテニスラケット市場で人気を集めていますが、これはエンジョイプレーヤー向けのラケット。筋力があまりなく、ラケットを振りぬくことができない人でもテニスを楽しむことができるように開発されたものなのです。
●オフショットしたときに有効な「重さ」
それでは競技志向のプレーヤーがラケットに求めるものは何でしょうか。まず‘パワーボールが打てる’ということがあります。プロをはじめ競技志向のプレーヤーが使っているラケットは、300gを超える重さのものが大多数です。きちんと振りぬくことができれば、重いラケットのほうが、パワーボール、スピードボールを打つのに有効だからです。とはいえ、プロが使うラケットも20年前と比べると軽くなってきています。やはり長丁場の試合などでは、軽いラケットを使うほうが体力的にラクだからです。
ブリヂストンスポーツでは競技志向のプレーヤーのラケットの重量として310g前後を開発の目安としています。試合中のラリーでは本来のスイートスポットをはずすことも多くありますが、重さがこのくらいあれば、スイートスポットをはずしたときでも、相手のボールに簡単には負けないということなのです。
●パワーとコントロールの両立が不可欠
競技志向のプレーヤーにとってもうひとつのポイントが、‘コントロール性’です。狙った場所にボールを打つことが、自分のゲームプラン通りに試合を進めるためには欠かせません。ラケットのしなりでボールを飛ばしながら、ラケットフェースの安定性を高めたブリヂストンスポーツの「PROBEAM(プロビーム)」が、発売5年後の今も競技志向のプレーヤーに根強い人気を誇っている理由も、パワーとコントロールの両立を実現したことにあるのです。
しかし今、テニスはさらにスピードアップしています。ブリヂストンスポーツでは、「PROBEAM」をよりパワーアップさせ、相手の打つ、より強く、速いボールに対して、コントロールを乱さずに打ち返せるラケット「PROBEAM(プロビーム)
AXPOWER(アックスパワー)」を開発しました。シャフトに内蔵した「チタン・プレート」や、ラケットフェースからシャフト部まで溝を入れた「スーパー
Iフォーム」によって、シャフトのねじれを抑えてコントロール性を高め、ラケットを振った時のパワーが無駄なくボールに伝わるようにしています。
プレースタイルが変われば、求められる性能も変わります。ブリヂストンスポーツでは、今後も時代のニーズに適したラケットを開発していきます。
| ミニ豆知識 |
| ガットの切れたラケットでは戦えない |
| プレー中ガットが切れたら、そのポイント終了後は必ずガットが張られているラケットに替えてプレーしなければなりません。それではフォルトになったファーストサーブでガットが切れたら? もちろんサーバーはラケットを替えることができますが、新しいラケットで打つサーブはあくまでもセカンドサーブなのでご注意を。ただしレシーバーのガットが切れてラケットを交換した場合は、もう一度ファーストサーブが与えられます。
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