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22.シーズン'99をレビューするの巻

 1月3日から、2000年のツアー第1戦が始まります。今回の「テニス豆知識」では'99のテニスシーンを振り返りながら、新しいシーズンに活躍が期待できる選手を探ってみました。

●優勝回数に見る活躍選手
 '99年のツアーで最多優勝回数を誇った選手は、男子で3選手、女子で2選手います。
 男子の3選手は、世界ランキング1位のアガシ、3位のサンプラス、そして15位のマグヌス・ノーマンで、優勝回数は5回。一般的にはあまりなじみのないノーマンは‘'99年の5月に23歳になったばかりのスウェーデンの選手です。アガシが18大会、サンプラスが13大会に出場して5つのタイトルを取ったのに比べると、ノーマンは27大会に出場しての結果ですが、逆に考えればそれだけ体力があるとも言えます。'99年、カフェルニコフやリオスも破っているので、来シーズンは台風の目となる可能性もありそうです。
 また、ランキングトップ10内にいるカフェルニコフ、エンクイスト、キーファー、リオス、それに18位のコスタが3回で続きました。
 一方、女子は、世界ランキング1位のヒンギスと2位のダベンポートが7回で1位の座に肩を並べ、その後をランキング3位と4位のウイリアムス姉妹が6回(ヴィーナス)と5回(セリーナ)で追っているという、まさにランキング通りの結果となっています。グラフやノボトナの引退、サンチェスの10年ぶりのトップ10からの脱落など、'99年の女子テニス界は世代交代がはっきり告げられました。新シーズンは新しい4人の上位陣によって、熾烈なトップ争いが繰り広げられることは想像に難くないでしょう。

●優勝年齢は男子22歳、女子18歳?
 ところで、'99年に優勝した選手の年齢を見ると、男子では71大会中22歳の選手が12人いてトップ、続いて23歳の選手が11人と続きます。優勝した最も若い選手は、昨年からの注目株、オーストラリアのヒューイットで18歳。昨シーズン最年少優勝を果たしたヒューイットは、'99年のツアーでも優勝者の中で最も若い存在となっています。トップ10の半数が25歳以上の男子ツアーでは、18歳という年齢から考えればまだまだ発展途上プレーヤーと言えますが、それだけに“ヒューイット・ウオッチング”は、テニスファンにはこたえられない楽しみとなりそうです。
 女子では58大会中最多優勝年齢は18歳がトップで14大会。このうちの10大会は誕生日を迎える前のヒンギスとV.ウィリアムスが貢献しています。2位の23歳(8大会)を支えるのはダベンポート(5大会)とカプリアティ(2大会)。天才少女と言われていたカプリアティも、ランキング23位までカムバックしてきました。'92年のオリンピックで金メダルに輝いているだけに、オリンピックイヤーの2000年、彼女自身も期するところがありそうです。現在の4強にどう切り込むか、興味をそそられるところです。
 なお'99年の女子の最年少優勝者は16歳のキム・クリスターズとジャスティン・ヘニン、最年長優勝は男女とも32歳でマグナス・グスタフソンとナタリア・トージアでした。

 新シーズンスタート直後のグランドスラムイベント、「全豪オープン」には男子はトップ50位のうち48人が、女子では同じく49人が参加を表明しています。2000年のテニス界、ランキング上位を狙う選手たちの戦いはまもなく始まります。


ミニトピックス
◇ジャパンオープンの開催が春から秋に変更。2000年は10月9日の週に。
◇グランドスラム大会の上位入賞選手が参加できるグランドスラムカップにATPツアーは不参加。2000年の同大会はWTAツアーのみの大会となる。



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