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<33.プロの練習をチェックの巻
35.プレースタイルは変わるの巻

34.シーズン2001を占うの巻

 2000年のシーズン最終ランキングを見ると、男女ともに新旧世代が共存した時代だったことがわかります。今シーズンの結果をもとに、来シーズンを占ってみました。

●80年代生まれが男子テニス界を席捲?
 今年のシーズン最終戦には、サフィンがランキング1位で臨み、男子テニス界の新たな時代到来かと思わせましたが、終わってみれば同大会を制したクエルテンがシーズン最終ランキング1位の座につきました。 今年のサフィンの実績を見ると、なんと30大会に出場しています。ランキングは18大会(女子は来年から17大会に変更)で獲得したトータルポイントで決まるので、その規定大会数に出場し、そこできちんとよい成績をあげるのが、最も効率的です。しかしプロといえども、常に完璧なコンディションを保つことは容易ではなく、悪い結果と入れ替えることができるように、18を超える大会に出場するというわけです。ただし多くの大会に出場すれば、調整が大変なのも事実。もしサフィンが2001年に大会数をしぼってプレーしていけば、もっと効率よくポイントを獲得できる可能性は高く、来シーズンには1980年代生まれのNo.1が誕生することになるかもしれません。サフィンの他にも、ヒューイットや、先のデビスカップでスペインを優勝に導いた、J.C.フェレロ(シーズン最終ランキングは12位)など80年代生まれの選手も更なる上位をねらいます。
  来シーズン注目したいのは、82年生まれのアンディ・ロック。185cmの長身から時速130マイル(約208キロ)以上のサーブを安定して打ち出し、トップ100入りしそうです。

●9大会でも3位のV.ウィリアムスに チャンスあり

 今年の女子の結果で最も興味深いのは、ヴィーナス・ウィリアムスです。故障で18大会をクリアすることができず、9大会(WTAツアールールでは3大会に出場すればランキングの対象となる)しか出場していないのに、ポイント数が高くなるグランドスラム大会の、ウィンブルドンとUSオープンで2勝をあげているため、3位に入っています。18大会に出場していれば、No.1になった可能性は非常に高かったと考えられます。
  現女王のヒンギスは、今年は、ウィリアムス姉妹が出場しなかったシーズン最終戦のチェースチャンピオンシップスは制したものの、グランドスラムでは4年ぶりにタイトルなし。これまで3回優勝している全豪オープンのタイトル奪回が2001年の女王の座を守るための最初のハードルになります。
  気になるのはクルニコワの初タイトル。才能はピカイチと言われながら、自分のプレースタイルにこだわるあまり、勝利への執着に欠けるところが弱点となっていました。シーズン最終戦ではその弱点を克服しようという兆しも見え、いよいよタイトル獲得レースに名前を並べそうです。
  男女とも新旧世代が激突し、来シーズンもテニスから目を離せそうにありません。

■男子トップ10の2000年の実績
RNK
名前
大会数
優勝
生年
1
G.クエルテン
23
5
1976
2
M.サフィン
30
7
1980
3
P.サンプラス
16
2
1971
4
M.ノーマン
26
5
1976
5
Y.カフェルニコフ
32
2
1974
6
A.アガシ
19
1
1970
7
L.ヒューイット
21
4
1981
8
A.コレッチャ
25
5
1974
9
T.エンクィスト
25
2
1974
10
T.ヘンマン
26
2
1974

■女子トップ10の2000年の実績
RNK
名前
大会数
優勝
生年
1
M.ヒンギス
20
9
1980
2
L.ダベンポート
18
4
1976
3
V.ウィリアムス
9
6
1980
4
M.セレス
15
3
1973
5
C.マルチネス
20
1
1972
6
S.ウィリアムス
11
3
1981
7
M.ピアス
13
2
1975
8
A.クルニコワ
26
0
1981
9
A.サンチェス・ビカリア
18
2
1971
10
N.トージア
26
1
1967


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