INDEX


<37.女性たちの草の根テニスの巻
39.テニスもインターネットの時代の巻>

38.最近のテニスシューズ事情の巻

 フットワークを支える重要なアイテム、テニスシューズ。今回はテニスシューズの最近の傾向から、選ぶ際のポイントまでレポートします。

●テニスシューズも軽くなる
 現在アメリカのスポーツシューズ市場は約138億ドル。このうち最もシェアが大きいものがランニングシューズの19%で、テニスシューズのシェアは5.6%です。これはランニング人口とテニス人口の違いというよりは、ランニングシューズがタウンシューズとしても人気が高いことからきています。
  近年のランニングシューズの特徴はなんといっても軽いことですが、テニスシューズも徐々に軽くなる傾向にあります。クリス・エバートが発行人を務めるアメリカの『テニス』誌によれば、今年アメリカで発売されたテニスシューズの平均重量は13.8オンス(約392グラム)で、3年前に比べると1.2オンス(約43グラム)軽くなっています。たいした差ではないと思われるかもしれませんが、回転運動エネルギーの法則によって、足にかかる荷重の16倍が腰にかかります。つまり、足のところで軽くなった43グラムは、腰にとっては688グラムの負担減となるのです。
  理論はともかく、テニスシューズの軽量化は、足や身体への負担を減らし、長丁場のタフな試合でも軽やかなフットワークを保つのに役立ちます。特にネットダッシュをすることが多い選手にとっては、テニスシューズの軽さは大きな助けとなるのです。

●欠かせない衝撃吸収性能
 今年2月にブリヂストンスポーツが発売したテニスシューズ「ARCHPOER TITAN MSU」(アーチパワー チタン マルチサーフェス ツー)「ARCHPOWER TITAN CSU」(アーチパワー チタン クレー&サンド ツー)の重さは約380グラム。アメリカで発売されているテニスシューズの平均重量よりもさらに軽くなっています。
  シューズの軽量化を支えているのは、アウトソールに使われるゴムの性能の進歩です。耐久性が増し、減りにくくなったことで、それまでよりも必要とされるゴムの量が減ってきました。さらに、アッパー部分の人工皮革が軽くなったことも軽量化に貢献しています。
  ただし、どんなに軽さを追求しても、テニスシューズが決して犠牲にしないのは、ミッドソールやインソールがが受け持つ衝撃吸収性能です。先にご紹介した新製品においても、ミッドソールには着地時の振動が身体に伝わるのを減らす「アラミドファイバー」を使用したパーツが装着され、インソールは足への衝撃を受け止めて吸収する二層クッション構造になっているなど、けがなくテニスが楽しめるように工夫されています。

●シューズを選ぶときには・・・
 どんなによいテニスシューズでも、自分の足にあっていなければ、足首やひざをいためたり、マメをつくったりと、トラブルの原因になります。したがって、シューズ選びのポイントは、自分の足のタイプを知ることから始まります。
  シューズの外側が減っていくタイプなら、お勧めはミッドカットまたはローカットで、前方に余裕のあるシューズです。かかとのほうでは外側が、つま先部分では内側が減っていくタイプなら、ミッドソールにしっかりと土踏まずを支えてくれる機能が搭載された、ミッドカットがよいでしょう。
  シューズを買う前にぜひチェックしたいのが、アウトソールが折れ曲がる場所です。シューズも、人間がつま先だったときに曲がる部分と同じ場所で曲がらなければ、蹴り出す力も弱まり、土踏まずを十分に支えてくれません。シューズを買う前に、両手でつま先とかかとを支え、両方向から押して、どこでアウトソールが曲がるか確認しましょう。



INDEX


<37.女性たちの草の根テニスの巻

39.テニスもインターネットの時代の巻>


Copyright : 2001 by Bridgestone Sports Co.,Ltd.