いよいよ2002年のツアー戦の幕開けです。今年はどんな新星が現れるのでしょうか?昨年のテニスシーンを振り返りながら今シーズンの展望を占います。
●過去最高の観客動員を達成したグランドスラム
昨年、グランドスラム4大会の観客総数は2000年対比6.3%増となり、その歴史上初めて200万人を突破しました。
●グランドスラムの観客数推移
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1997年
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1998年
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1999年
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2000年
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2001年
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| 全豪 |
391,508
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438,807
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473,296
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501,251
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543,843
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| 全仏 |
388,797
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388,128
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388,763
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380,111
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390,172
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| 全英 |
436,531
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424,998
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457,069
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455,752
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490,081
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| 全米 |
559,544
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535,155
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584,409
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604,487
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639,343
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| TOTAL |
1,776,380
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1,787,088
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1,903,537
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1,941,601
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2,063,439
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特にシーズンを占う全豪ではベテラン勢とニュースターの活躍で、2000年対108.5%と最も動員数を伸ばし、また他3大会でも全て2000年の観客数を上回りました。
選手の方も、ATPコンピューターランキングシステムが採用されて以来、L・ヒューイットが初のオーストラリア人年間チャンピオンに輝きました。また、1990年に14歳でランキング25位と華々しくデビューし、4年後には完全にランキングを失ったJ・カプリアティーの復活など話題の多いテニスシーンが繰り展げられました。
●復活を果たしたベテラン勢
L・ヒューイットが、20歳の若さでNO.1の栄冠を手にし、世代交代の到来を色濃く感じさせるなかで、ワイルドカードで出場した29歳のG・イワニセビッチは4度目の正直でウィンブルドンを初制覇。見事な復活劇を演じました。大本命だった最大のライバル、サンプラスが早々と敗退する波乱もありましたが、ヘンマン、ラフターを退けての優勝は見事。グランドスラムに対するあくなき執念がこの勝ちを引き寄せました。今シーズンは精神力がアップした彼のプレーに注目です。
女子では、10ポイント差でWTA最終ランキング2位のJ・カプリアティー。全豪ではセレス、ダベンポート、ヒンギスといった強豪を次々に撃破し優勝。全仏でも持ち前のフットワークを武器に連覇を成し遂げ「積極的に自分を信じていれば、必ず良い結果が出る」との信念のもと、周囲に実力を証明しました。
一方、209週保持した女王の座(歴代4位の記録)をJ・カプリアティーに明け渡したM・ヒンギスは、ポルシェグランプリの際に痛めた右足首の故障以来は低迷。カプリアティーとは対照的な結果に終わりました。彼女の巻き返しに期待したいところです。
●10代のニュースターに期待
今年テニス界で話題を集めそうな有望株を探ってみましょう。男子はアメリカの新星A・ロディック(18歳)が楽しみな存在です。時速約220kmを計測する彼のサーブは圧巻です。昨年はランキングも100位から16位に上り詰め、上位選手を脅かす存在になるでしょう。また、全仏8強に食い込んだ19歳の新鋭R・フェデラー(スイス)は、続く全英でも芝の達人・サンプラスを破り、安定した力を発揮しています。
女子では、ランキングを500位以上もアップさせたA・ウィジャジャ(インドネシア)と、台北出身のスーウェイなどアジア勢の活躍が期待できそうです。
A・ウィジャジャは弱冠16歳。ウィンブルドンジュニアチャンピオンという逸材で、昨年9月に地元バリで行われたWTAツアーデビュー戦で初優勝。705位から一気に150位まで跳ね上げ脚光を浴びています。
スーウェイ(15歳)は、今年ランキングなしでスタートしましたが、参加したITFウィメンズサーキット5大会で全て優勝。WTAランキングも168位まで上昇し、注目を集めています。
男女とも群雄割拠に突入する中、若手・ベテランを含めた争いが熾烈を極めています。テニス界の勢力地図がどう変わっていくのか、今シーズンの開幕が今から楽しみです。
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