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62.テニススクールのマネジメントの巻

テニススクールの経営にも時代を見抜く商品開発や営業戦略が求められる時代。今回は(財)日本テニス協会普及指導本部長の中嶋康博プロに、スクール経営におけるマネジメント手法の一端についてお伺いしました。

●集客力の格差拡大中
可処分所得の中でレジャー費は、外食費とともに真っ先に削られる家計経費の項目です。ジュニアクラスのスクール生増加で一見盛況のように見えますが、ジュニアの会費は一般のおよそ半分。減少しつつある一般クラスのスクール生の新規獲得や継続率維持が経営の大きな課題となっています。そんな中、天候に左右されないインドアスクールは比較的好調で、2007年度までに全国で100ヶ所ほどのインドアスクールが新設になると思われます。

●盛況スクールのマネジメント
何を目的にスクールへ通うのか、はプレーヤーだけではなく、スクールにとっても把握しておかなければならない重要な部分です。動機、目的、技術、また年齢やモチベーションも異なるプレーヤーを、どうやってひきつけるのか。まさに、そこが解決できなくて苦戦しているスクールが多いのが現実です。では、盛況のスクールは何をしているのか。どこか違うのか。実はマネジメントの違いであると中嶋氏は言います。スクール生を第一に考えた顧客本位の指導や、フロントの親身な対応、清潔な環境の提供、元気なコーチング、また、レッスン後のインストラクターとの茶話会や各種イベントの工夫などがスクール生達の満足度をアップさせるのです。

●顧客の心をつかむスタッフ
活気溢れるインストラクターや対応の素晴らしいフロントスタッフ。しっかりした経営を実現しているスクールの評判はスクール生達の口コミ効果も生んでいます。つまり、スクールでのマネジメントは企業と同じで、「人」に大きく関わっているということなのです。「人」の育成と教育がきちんと為されていれば、スクールの評判が向上して、スクール生も自然に定着し、増加するということになります。日本テニス協会では現在、コーチのネットワーク作りを進めていますが、ブリヂストンスポーツでもインストラクターのテクニックのみならず、豊富な情報や知識を持つことが重要であると考え、インストラクター会議を主催して情報の公開や交換を積極的に行っています。


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