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| 63.クレー用シューズのソールパターンの巻 |
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ローランギャロスではアンツーカーコートでの激しい戦いが繰り広げられています。今回はクレー・砂入り人工芝用テニスシューズのソールに焦点をあててレポートします。 ●シューズのソールはサーフェスで決まる! 現在行われているグランドスラム大会のひとつ、全仏オープン。ローランギャロスの名称でも知られるこの大会は、赤いクレーコートでも有名だ。選手は、ラケットで頻繁にシューズのソールにへばりつくこのクレー(赤土)を叩き落している。ヘリンボーンの山型にクレーが詰まって、走りや滑りなどプレーの重要なポイントに影響するからだ。 ソールのへリンボーンの山型には、クレー・砂入り人工芝専用の物と、ハードコート用のもので違いがあることは、よく知られているところ。アマチュアでも、テニスを良く知っているプレーヤーは、サーフェスによってシューズを履き替えている。ハードコート用のように接地面積を大きくすることでコートに対する抵抗力を得るソールパターンは、滑り(スライド)によって足や膝への負担を軽減しながら、抵抗力を持たさなくてはならないクレーや砂入り人工芝コートには適さない。 そこで、ブリヂストンスポーツでは、クレー・砂入り人工芝でのプレーに適したソールパターンを研究開発している。例えば、付着した土や砂が目詰まりを起こさずに排出できるよう、ガイドを組み込んでいる。さらに、砂や土がシューズ内部に入り込まないように、タングとアッパーを一体化するという工夫も加えている。 ブリヂストンスポーツの理想とするクレー・砂入り人工芝用シューズのソールパターンは、雪国で除雪に活躍するラッセル車の先端に使われているあの山型だ。砂や土を掻き分けて、スライド性能を高めるのに最適な角度を追求し、その結果、ソールの水平軸に対して30度に設定することで、最大の効果が得られることが分かった。 このように、シューズはソールの山型パターンによっても、プレーに大きな影響を与えるのだ。 |
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