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71.カタログデータの読み方の巻

カタログには、そのモデルを紹介するスペック記述があります。今回は、このデータのうちラケット設計要素の大きな部分を占める重量とバランスについてレポートします。

●フレーム重量
ボーリングでは同じボールスピードであれば、重いボールの方がピンが多く倒れます。これと同様、テニスラケットも同じスウィングスピードであれば、重いラケットの方がボールに大きなエネルギーを与えることができます。
概してプロが重めのラケットを使っているのは、ラリーをするボールスピードが速く、ボールの持つエネルギーが大きいため、これをコントロールしながら力のあるボールを打ち返すために必要だからなのです。
プロは筋力があるので、重めのラケットを使っても速いスウィングスピードで振り抜けますが、一般のプレーヤーはフレームで270〜300g程度が主流になっています。
フレームで300g以上のラケットは、パワフルヒッター向けの設計であると言えるでしょう。

●静止バランス
バランスとは、静止した状態でやじろべえのように”つりあい”のとれるポイントのことで、グリップエンドからの距離をmm(ミリメートル)で表示しています。
数字が小さいほどトップライト設計、大きいほどトップヘビー設計になっているということです。
一般に女性用ラケットは、身体に負担がないように全体重量を軽くしながらも、ボールの飛びを得るために質量配分をラケットの先の方に配したトップヘビー設計になっています。
一方、競技者向けラケットは他モデルに比べて重量があり、静止バランスの値は女性や一般用ラケットよりも小さいトップライト設計になっています。
各モデルの特徴は、カタログから読み取れる部分もありますが、ラケットは手作りの部分もあり、同じモデルでも1本1本が微妙に違います。また、それぞれの人が感じる重量やスウィング中のバランスもまちまちです。ラケット選択の時は必ず手にとって1本1本をチェックしましょう。

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